‘つえの里だより’ カテゴリー
つえの里だより 第73号
第73号
平成28年9月
巻頭言「防災」
理事長 篠澤國雄
2ヶ月のご無沙汰ですが、お変わりありませんか?
私は変わりなく健康を保っております。
7月の総会では皆さんの元気なお声を聞いてホッとしました。あのような元気を今後ももち続けて毎日を楽しくお過ごしください。
9月の話題のトップは「防災訓練」が各地で聞かれていました。皆様方もラジオやテレビのニュースでお聞きになったことと思います。
今年は台風1号ができたのも7月、例年に比べてかなり遅いと報道されておりました。それが9月の頭にはもう13号が発生という速さ、でも規模はそんなに大きくはなくて、幸いと思えど、それでも中には甚大な被害が出た所もあり、国や県でもその大きさに驚きを隠せないようだ。しかも北海道に3個、東北に1個、伊豆諸島沖で発生し、沖縄の近くまで行ったかと思うとUターンして東北に「10号」上陸。また13号は沖縄の南で発生、東海沖まで来て温帯低気圧に変わるという奇妙な年だ。ところで皆様は自然災害、風や大水が襲ってきたとしたら、どうなるかを考えたことがありますか?今、自分の家の中、外の状態はどうなっているのかを知っていますか?またそうなった時にどうするかを考えたことがありますか?私は80歳をきっかけに寝室の箪笥を150センチの整理ダンスから、立ちの低い89センチと102センチの箪笥に替えました。高齢になるにしたがい、150センチの高さは最上部の引き出しから物を取り出す時の大変さ、私のように背の低い人間はやっぱり低いのが適しているし、倒れてくる危険度も低いからまあまあ安心かなといったところです。私はこうした整理ダンスなどの相談は「タキソウ本店」に決めています。皆様ももし安心・安全は家の中とお考えならば、こうした買い替えも良いのではないかと思います。参考までに。
9月4日、日曜日に「つえの里だより、ちいさなたび」の取材で大津さん、篠田さんにぶらさがって安城のデンパークに行って来ました。10数年前は木陰が少なくとても暑かった思いがありますが、今回は木も育って結構木陰も増え、幸せを感じつつ散歩してきました。昼飯の前に果物のエキスやジュースを固めたであろうと思われるアイスを食べ、デンパーク開園以来販売しているというサブレを一人1枚ずつ持ち、アイスとサブレを交互に木陰で食しました。冷たいアイスとソフトなサブレが口の中で上手く交じり合い、食べた後快調でした。記事と写真は大津さんのもので楽しんでください。
最後に「ちいさなたび」でこんな記事を載せて欲しいという希望があったら直接大津さんに伝えるか、またはつえの里まで申し込んでください。待っています。
とてつもない災害のないことを祈り、点筆を止めよう。
追加、伊勢湾台風のような大きなものは、この地方では15号が多いと思っています。もし間違っていたらごめんなさい。
では11月に書きます。さようなら。
事務所から
つえの里 管理者 戸嶋 静子
暑い夏もやっと終息に向かいつつあるこの頃です、皆様方もお変りなくお過ごしのことと思います。
いよいよ台風シーズンの到来です。つえの里は暴風雨警報、大雨警報が発令中は活動が中止になります.活動中の事故。怪我の防止の為ご協力のお願いをします。
警報が解除された後2時間を開けて活動が出来ますので宜しくお願い致します。
いよいよ秋が始まります外出する機会も増えてまいりますので、事故のない様に外出を楽しんでください。
ちいさなたび
大津 廣子
まだまだ残暑の9月4日(日)、台風12号の影響がどうでるか危ぶまれていたこの日、折りたたみ傘持参で出掛けた先は近年テーマパークとしては忘れかけた感がある「安城産業文化公園デンパーク」です。「都市と農村との交流の場及び憩と安らぎの場を市民に提供するとともに、農業を始めとする産業の振興に寄与する」をテーマに1997年4月に開園されました。名称は一般公募で決められ、安城市の異名「日本デンマーク」と公園を意味する英語「パーク」に由来しますが、「デン」には「田園」や「伝統」の意も込められているとか・・・。
乗り継ぎが面倒だなと視障協の方たちには敬遠されがちな所かなとも思いながら久し振りに訪れてみることにしました。
豊田市駅を8時45分に発車する知立行きの電車に乗りましたが、朝方は曇り空だったのに土橋駅を過ぎた辺りから青空が見えてきてとても暑い日となりました。
さて、知立駅で乗り換え、9時17分発の急行吉良吉田行きに乗車し、桜井駅には9時30分に到着しました。この駅も前々回お邪魔した小牧駅の様にロータリーがやたら広く高架になった新しい駅でした。高さが3階部分になるような階段が3段階に分かれて改札口に繋がっていました。一度改札を出て外に出てみたけれどバス停が右か左か判らず、もう一度駅舎に戻り、駅員さんに尋ねたら、ゆっくりした口調で「黄色い線に沿って行くとベンチがあるから、其処がバス停です」と教えてくれました。言われたとおりに右を向いてエスコートラインに沿って歩いたらタクシー乗り場があり、その先にベンチが2台有り、ベンチに腰掛けて18分程待つことになります。辺りを見回すと正面に保育所、右手にはアピタがあって中々便利な場所だと羨ましくなりました。
暑い中、暫く待つとチョコレート色をした「9番」と書かれた「あんくるバス」がやってきました。乗ってみるとバスの大きさや椅子の配置が「おいでんバス」の市街地行きのバスとそっくり。乗車賃は100円、これも一緒。
このバスは安城更生病院発で終点は南桜井駅。デンパークまでは途中5箇所バス停がありますが、10分ほどで目的地に到着。乗客全員が此処で降りたようです。正面ゲートの入場券売り場へ行き、障害者手帳を提示すると、本人と付き添い一人は各300円ということでした。チケットをゲットして中に入り、これから園内を散策。
先ず目に付いたのは水撒き用の地下水が沸いている所があって柄杓も揃えてあり、水撒きの方法が書いてあり、自由に撒けるようになっておりました。触ってみるととっても冷たく、いつまででも触っていたい気持ちになりましたが、そうもいきません。
次は「ふるさと館」の横の
ファンタジーガーデンで季節の花々や水生植物の池でオニバスの白い花や咲き終わった後の実を触ったり、吾亦紅やヤブラン、パンパスグラス等一つひとつの香りや形を楽しんだあと、一番良い時期は過ぎてしまったけど色とりどりのカンナ園を通りながら「なんじゃもんじゃ」の木、子ども広場、世界の梨園等も散策。デンマーク風車付近で遊ぶ家族連れを横目で見ながらマーケットへと向いました。イベント広場には2~30にんの人だかりができていて、女性が猿回しをやっていました。我々はそこを素通りし、ランの花を観賞したあと珍しいフルーツアイスなるものを購入し、ベンチに腰掛けて今回初めての休憩タイム。これはカットした2種類のフルーツを串に刺して凍らせただけの物で、私はキィウィとパイナップルを頂きましたがカチンカチンに凍っていて硬くてキィウィは酸っぱくて、スッパイを連発しながら格闘しました。
11時半に近くなったのでそろそろ昼食をということになり、最初に通ったふるさと館へ。ここは安城市の郷土料理の店で「箱寿司」が一番人気らしく残念ながらもう完売していたので「うなぎまぶし丼」を注文しました。待っている間に隣席のテーブルをチラッと見たら天丼が配膳されてきて丼に山盛りの季節の野菜天がピラミッド状にどっさり。一目見てどっきり。でも私たちの注文した「うなぎまぶし丼」も大盛り!どうやらこの店は気前の良い店のようでした。
お腹も満足したので、正面ゲートから外に出て、すぐ横にある「道の駅」デンパーク安城にて恒例のお買い物タイムになりました。お得な夏野菜を手に入れ少々荷物にはなりましたが満足。
帰りは13時12分に南桜井駅から
やってくるあんくるバスにまた乗
って桜井駅で下車。行きと逆方向
で帰途に着きました。
ニュースの目
篠田 進
手話、点字利用へ言語条例
愛知県知事、9月議会提案へ
愛知県の大村秀章知事は、手話のほか点字や要約筆記など、障害者の特性に応じたさまざまなコミュニケーション手段の利用促進を図る「言語条例」案を、9月の県議会定例会に提案することを決めた。事業者や学校、行政に努力義務を課す。手話以外に幅広く対象を広げた言語条例の制定は、都道府県では初めて。
南海トラフ巨大地震といった大規模な災害時などには、障害者への的確な情報提供が課題とされる。障害者団体からの意見を踏まえ、それぞれの特性に応じた対応が必要と判断した。
手段の対象には、目と耳が不自由な人たちの手を取って手話で意思疎通する「触手話」、相手の指に自分の指で点字を打つ「指点字」、代筆、代読、平易な言葉などが、含まれる。
県には市町村と連携して通訳者の養成など総合的な施策の推進を、事業者には障害者の各種のコミュニケーション手段の利用に配慮するよう求める。学校には、教職員にコミュニケーション手段の研修を受けさせ、子供たちへの手話の学習機会の提供などを促す。
手話言語条例は2013年以降、鳥取や三重、長野など8県で制定され、今年7月には大村知事も参加し「手話を広める知事の会」が設立された。手話以外に要約筆記や点字などを含めた言語条例は兵庫県明石市など全国で3市にある。全日本ろうあ連盟は手話言語法の制定を国に求めている。
(2016年8月8日 中日新聞 朝刊)
「手話 社会変える力に」
大村秀章知事は、手話を言語と位置付け、点字や要約筆記など障害者の特性に応じたコミュニケーション手段の利用促進を図る「言語条例」を、9月の県議会定例会に提案する。県や市町村が通訳を養成するほか、障害者が働きやすい環境整備を事業者に求める。かつて手話は使用が禁止された歴史もあり、社会に出ることに壁を感じている障害者は今も少なくない。県聴覚障害者協会の服部芳明理事長(42)にろうあ者らを取り巻く現状を聞いた。
(利き手・奥田哲平)
言語条例案 聴覚障害者協理事長に聞く
条例を要望してきた
「聞こえない人」はかつて、社会から疎外され、学校に通えず、子どもを産めないようにさせられた。高齢になって、鏡に向かって手話で独り言を言うという話も聞く。
条例ができれば、聞こえない人がどこに行っても、手話でコミュニケーションでき、視覚的に情報を得られる。理解を持つ人を増やし、手話ができる人が増えれば、社会を変えていく力になる。
条例案の理念に「手話は独自の体系をもつ言語で、受け継がれてきた文化的所産」と書き込まれた
人間がコミュニケーションを取る前提として、言語の獲得が必要になる。ろうあ者にとっては手話。
手話は1925(大正14)年から禁止され、発生訓練と口の動きを読み取る口話教育が始まった。生徒同士は内緒で手話を使ってきた。手話は守られ、受け継がれてきた。
条例案は、学校現場で手話を学ぶ機会の提供を促している
子どもが言語としての手話を身に付けるために、親も、学校の先生も、手話を学べるような環境を作ってほしい。
条例ができた他県を見ると、会社や学校などで手話を教えてほしいという依頼が増えている。協会でも、自分たちが学ぶ研修の場をつくり、講師の派遣準備をしていく。
手話以外のコミュニケーション手段の利用促進も盛り込まれた
本音では、手話と、手話以外のコミュニケーション手段は、分けて条例化した方が望ましい。協会でも、いろいろ議論し、ろうあ者の福祉向上につながり、「手話は言語である」ということを広めていくことにつながればという結論になった。コミュニケーション手段に予算が偏らないか心配している。
「全国のひな型に」 知事
大村知事によると、条例案は現在、障害者団体などの意見を聞いて文案修正中。知事は「われわれの条例が全国のひな型になるようにしていきたい」と語る。
手話言語条例は鳥取や三重など8県が先行しているが、手話以外のコミュニケーション手段も盛り込んだ条例は全国初。手話以外とは、要約筆記や点字、触手話、指点字、代筆、代読、平易な言葉など幅広い。知事は、インターネット配信もしている毎週の定例会見で、手話通訳者を配置することも「要望があれば検討したい」と話している。
(2016年8月11日 中日新聞 朝刊)
活動報告(平成28年7月・8月)
7月
4日(月) ブロック会議(相談支援)
5日(火) サービス調整会議(介護保険)
6日(水) サービス担当者会議(相談支援)
8日(金) 相談支援連絡会(相談支援)
11日(月) 堤小学校 実践教室
12日(火) 委託相談支援事業者
・民生児童委員地区協議会(相談支援)
13日(水) 委託相談支援事業者
・民生児童委員地区協議会(相談支援)
14日(木) 精神保健福祉(相談支援)
17日(日) つえの里総会
21日(木) サービス検討会議(相談支援)
26日(火) サービス調整会議(介護保険)
27日(水) 相談支援部会(相談支援)
8月
2日(火) 相談支援初任者研修フォローアップ研修
(相談支援)
3日(水) 中部ブロック会議(相談支援)
サービス担当者会議(相談支援)
4日(木) サービス調整会議(介護保険)
5日(金) 相談支援連絡会(相談支援)
10日(水) 相談支援会議(相談支援)
18日(木) 理事会
22日(月) サービス検討会議(相談支援)
24日(水) 中部ブロック会議(相談支援)
25日(木) サービス調整会議(介護保険)
精神障害者支援従事者研修(相談支援)
31日(水) 相談支援部会(相談支援)
編集後記
リオ パラリンピックのメダルが視覚障がい者への配慮があるそうです。メダルの中が空洞になっており、中にステンレス玉の数で音の大きさが違い、メダルの違いが分かるらしいのです。今後、国内での視覚障がい者の大会でそのような配慮が増えると嬉しいですね。
さて、朝晩が冷え込む日が続いております。
皆様、体調には気をつけてお過ごしください。
つえの里だより 第72号
第72号
平成28年7月
巻頭言「祝 お礼」
理事長 篠澤國雄
大層暑い夏がやってきましたね。皆様はお変わりありませんか?私は6月5日の後は色々と野暮用に振り回されております。でもあの日に皆様から頂いたエネルギーのお陰か、その割りにはバテてはおらず、安心して毎日を過ごせております。あのような人のエネルギーのもの凄さに今も感謝しつつ80歳の身に力を入れ、なお一層頑張らねばと思っております。いえ、頑張りますのでこれからも末永くご支援を賜りたくお願いいたします。本当にありがとう様。
今までやってきたことの積み重ねが今回このような幸せ感に変わったのかと思うと勿体無く皆様に対しその幸せ感をお伝えしたく巻頭言の最初に書きました。上手い言葉は見つからないけれどせめて感謝の気持ちが伝わればいいなと思っています。
これから一層、障がい者福祉の見張りをしないといけないのかなとも思いますが少々歳をとり過ぎました。
次に7月3日の日曜にいつもの3人で「新美南吉記念館」と「赤レンガ」に電車を乗り継いで行って来ました。詳しい記事と写真は大津さんにお任せして僕は勝手なことを書きます。それは見えない僕らにももう少し優しいともっと楽しめると思いました。どういうことかと言うと遊歩道の整備がちょっと感心しない。帰りは自然道を歩いたが、むしろこの道のほうが足に優しいが標識がもっと欲しいと思ったよ。
新美南吉というのは本名ではなく、生まれ育った家は質素な家でした。とかく地方から出た作家は簡素な出が多く、前回「ちいさなたび」で訪ねた田原市の渡辺崋山も同様でした。
今になってその人をターゲットにしての観光の礎にするのはいかがなものかと感じている。
最後にこのたよりが皆様のお手元に到着の時は既に参院選が終わっていますが今後大いに点字で投票に臨まれることをお勧めします。行政や国に色々不満を訴えるのにはこうした時に点字投票という形をとることが視覚に障がいを持つ我々の意見を取り入れてもらうためにも最善の方策だと思いますから。
ではまた9月に書きましょう。さようなら。
事務所から
つえの里 管理者 戸嶋 静子
暑い夏の到来です皆様方も熱中症対策を忘れずに室内にいても水分補給を必ずしてお過ごしください。
7月17日のつえの里総会に多数のご出席いただき無事に終える事が出来ました。皆様方のご協力のおかげでつえの里も頑張っていくことが出来ます。今後とも宜しくお願い申し上げます。
お願い
つえの里を発足した時からのヘルパーも多数おられますが年齢層もだんだんと上がりつつある現状です。また新しく登録してくださるヘルパーも募集していますが、あまり増えない現状が続いております。今後も福祉輸送の出来るヘルパーが今以上に減ってしまいます。公共交通機関でのヘルパー利用を月1回でも構いませんので利用していただければ、ヘルパーの確保が緩和されるのではと考えております。ご協力の程、宜しくお願い致します。
「ちいさなたび」
大津 廣子
7月3日(日)梅雨の最中、うす曇りのこの日は兼ねて計画していた、平成16年に国の登録有形文化財になった「半田赤レンガ建物」を訪ねました。夕方からはお天気も崩れそうだとの予報もあったので、念のため折り畳み傘を持参して出掛けました。
豊田市駅を9時に発車する知立行きは2両編成で土橋駅ではあらかた席が埋まってしまいました。知立駅で快速特急「新鵜沼行き」に乗り換え、神宮前で下車し、今度は河和線の特急電車に乗り変えたのですがこの電車は横揺れがすごくて座っていても体が自然と揺れていました。二つ目の駅、阿久比で普通電車にまた乗り換えるのですが、今度は反対側のホームにて既に待機しているのでスムーズに移動できました。「内海行き」の2両編成の電車は三河線よりも立派な電車で、目的の駅は三つ目の「住吉町」です。降りたホームは西口だったのですが、最初に目に付いた階段を登り跨線橋を渡ってまた階段を降りたらそこは東口の改札で反対側を見たらちゃんと西口の改札がありました。今回もドジってしまいました。窓口にいらした駅員さんに尋ねたら「左に曲がって踏み切りを渡ったら5分ほどで着きます」とのこと。
国道237号線沿いに歩くとほぼ5分で左側に赤レンガの建物が目に入り思わず写真を撮りました。
でも入り口まで行くにはもう少し先まで歩きます。扉を開けるとエントランスがあり、先ず目に飛び込んできたのは大きな樽と七夕飾りでした。右手にはショップがあり、瓶入りのカブトビールや関連グッズ、地元名産品などを販売。左手にはカフェがあり、生カブトビールやおつまみが楽しめます。
我々は先ず、インフォメーションで身障手帳を出して無料で常設してある展示室へ。矢印に従って進むと「赤レンガシアター」で成り立ち等を見た後、当時の瓶や看板、詰められた木箱、それを運んだトロッコの線路、赤レンガ建物の構造等々見学したあと、催事販売のため有料にて使用されていたクラブハウスにて手作り品の色々を見学、気に入ったものをちょっとだけ購入し、ショップにてお土産用に3本2千円の復刻カブトビールを購入、その場で甘酒を頂きました。お味は、というと口直しに持参したお茶を飲みました。
それから今度は南吉の生家を求めて駅の方へと戻りますが、駅を通り越して出口町の信号まで行くと右折です。通りの麺屋さんの前には3~4組の行列ができておりました。辺りを見ると他には食べ物屋さんらしき店が1軒もなく妙に納得できました。標識に南吉生家まで0,9Kmと出ていたので、そのくらいなら楽チンだと歩きながらついでに食べ物屋さんも物色します。でもたこ焼き屋さんとか、お好み焼き屋さんとかばかり、やっと見つけた店はイタリアンでしたが、仕方ないのでそこに入ることに決めました。ランチはオリーブオイルまたはトマトソース、クリームソースの3種類から選ぶパスタか、えびグラタンでした。前菜は大好きな?蒸し鶏のクレープ、シメジとあおさのクリームソースを頼みましたがこちらはそれなりに美味しく頂きました。食後のコーヒーを頂いてから外に出てみると外気がむっとしました。そういえばこの街には豊田市の所々で見かける温度計が一つもないので今何度あるのか正確にはわかりませんが32,3度はあったでしょう。それよりも湿度が高い!
先ほどこの店に入る前にちらっと目の端にとまっていたのが「南吉生家」という矢印でした。だから迷わずその方向に歩くと直ぐにありました。とっても小さな家で向って右側に父親が営む畳屋、左側には継母の下駄屋があります。
(この常夜灯は小さい頃の遊び場のひとつ。)
正面から入ってみるとびっくり、短いはしご段がついていて階下になっておりそこにはポンプや流し台や茶の間、お風呂場などが残されておりました。つまり、この家は斜面に建っているので表からみれば店が1階にあるのです。
南吉は大正2年に生まれ、10年には実母の実家に跡取りとして迎えられたが祖母との二人暮らしの寂しさに耐え切れずわずか半年ほどで実家の渡辺家に戻っていると記されております。
このあと、車はひっきりなしに通るのに歩道のない県道を歩いて南吉記念館へと向いました。途中1箇所だけ歩道がありましたが、そこは小学校の長さ分だけでした。子供たちはもっと遠くから通って来てるでしょうにね。
この記念館は平成6年6月に生誕80周年・没後50周年を記念し童話「ごん狐」の舞台とされる中山の地に開設されたようです。記念館に隣接する童話の森には遊歩道が整備されていて散策や自然観察が楽しめるようですが、この暑さでは遠慮したいですね。
さて、中にはいってみると、涼しい!館内は冷房が効いているので当たり前ですけどね。受付で手帳を見せると男性がさっと現れてバリアフリーの動線を案内してくださり、楽に進むことができました。図書閲覧室の入り口には右手が人間の手をした子ぎつねのフィギュアが少しだけ戸を開いた店のまえに立っていました。可愛い!!その他展示室には原稿や日記、手紙や作品6点のジオラマ模型が展示。
最後にお決まりの行程でショップに立ち寄りしばしお買い物タイムとなります。
あとはもう帰るだけですが、来た時の道は通りたくないので受付でごんの橋を渡って彼岸花の咲く矢勝川沿いの道を教わり、少々遠回りながらも車が通らない、草が道の真ん中と両サイドに生い茂っている土道を歩きながら前方に赤い電車が右へ左へと走っていくのが見えました。ああ、あっちが駅だなと見当をつけ、照り付ける日差しにも負けず、ひたすら歩きました。途中に、ででむしの像やきつねの滑り台がある「ででむし広場」がありましたが、さしたる感動もないまま、やり過ごし駅に向ってまっしぐら。
ようやく「半田口」の駅に到着。14時41分の普通電車で阿久比まで行き、特急電車に乗り換えました。
(半田口駅の出入り口にちょこんと乗っかっているきつねが可愛くて思わず1枚)
ニュースの目
篠田 進
目の不自由な人も自分でメイク
目が不自由なため鏡で自分の姿を見ることができなくても、自らきれいに化粧できる方法がある。「ブラインドメイク」と呼ばれ、両手の指先に口紅などの色をとり、左右対称に同時に動かすことでバランス良く仕上げる。考案した日本福祉大大学院生の大石華法さん(50)=大阪市=は「化粧をすることで、社会に一歩を踏み出す自信に」と話す。 (山本真嗣)
化粧法考案 両手の指で左右対称に
大阪府東大阪市の主婦松下恵さん(56)は14年前、網膜剥離を患い、現在は両目ともほぼ全盲の状態だ。でも外出前にはいつもブラインドメイクで化粧をしている。
乳液での肌のスキンケアからまつげのマスカラ、チーク(頬紅)まですべて自分でやり、所要時間は15分ほど。「健常者からも『方法を教えて』と言われる」ほどの仕上がりだ。外出先で汗などで崩れても、すぐに直せる。
失明直後は手の感覚だけを頼りに化粧をしていたが、家族から口紅がはみ出していることを指摘され、不安で外出を控えるようになった。5年前、ブラインドメイクを知り、大石さんのレッスンを受けて身に付けた。
6月に東京都内であった製薬会社主催のセミナーで実演した松下さんは「顔を上げて道を歩けるようになった」。9年前の長女の結婚式では化粧崩れが心配で涙をこらえたが、ブラインドメイクを習得し、その後の三女の結婚式では「思い切り泣けた」と喜ぶ。
大石さんによると、健常者は鏡を見ながらスポンジやはけ、筆などの道具を使い、自分の利き手で顔の左右を化粧する人が多い。一方、ブラインドメイクは道具をほとんど使わない。代わりに両手と両指をを使って左右対称に同時に動かすことで、目が見えなくても左右のずれやむらがなく化粧できるという。
下地となるファンデーションは、液体のものを両手のひらにとって温め、両手を合わせて均一に伸ばした後、ゆっくりと顔に押し当てる。眉や目元のアイシャドーとアイライン、口紅、チークは両指先に色をとり、擦り合わせて均一にした後、左右対称に塗っていく。ポイントは「左右で同じ動き、速度、力で」。マスカラはまつげの周囲に色が付着しないように、上下のまぶたにテープをはる。
大石さんは「一度身に付ければ、歯磨きや耳かきと同じで、鏡を見なくても手指の触感覚で簡単にできる。両手で左右同時に化粧できるので、通常の半分の時間で済む」という。
考案したのは大阪市職員として福祉部門で働いていた8年前。ボランティアでガイドヘルパーについた30歳ぐらいの視覚障害者の女性から、化粧がしたくてもできないと聞かされた。同じ女性として何とかしたいと思い、鏡を見ずに何度も自分で練習し、ブラインドメイクの方法を確立。「視覚障害者は手指の感覚が優れ、器用な人が多い。その強みを生かした」という。
2014年には、知人の視覚障害者らと任意団体「日本ケアメイク協会」を設立。講習会や、有料の個人レッスンを通して化粧法を伝えている。ブラインドメイクを社会福祉の一つとして広めようと2013年に日本福祉大大学院に入り、研究を続けている。
レッスンは名古屋市や大阪市、新潟市などで受けられる。日本ケアメイク協会にメールで申し込む。
info@caremake.jp
(2016年6月21日 中日新聞 朝刊)
活動報告(平成28年5月・6月)
5月
6日(金) 実践教室連絡会
サービス調整会議(介護保険)
9日(月) 相談支援連絡会(相談支援)
10日(火) 担当者会議(相談支援)
21日(土) 相談支援部会(相談支援)
25日(水) 相談支援部会(相談支援)
26日(木) サービス調整会議(介護保険)
6月
1日(水) 担当者会議(相談支援)
3日(金) サービス調整会議(介護保険)
相談支援連絡会(相談支援)
5日(日) 篠澤國雄・黄綬褒章祝賀会
8日(水) 岩倉小学校 実践教室
相談支援部会(相談支援)
9日(木) 若園小学校 実践教室
10日(金) 若園小学校 実践教室
14日(火) 朝日小学校 実践教室
15日(水) 相談支援部会(相談支援)
19日(日) 理事会
20日(月) 地域移行・地域定着支援(相談支援)
22日(水) 合同会議(相談支援)
24日(金) サービス調整会議(介護保険)
28日(火) 相談支援部会(相談支援
編集後記
豊田市では、クールシェア。環境省でも、クールチョイス。
という活動をしているようです。
暑い日に、自分の家で冷房を入れて快適に過ごすのも良いですが、公共の場へ出て涼んでみるのも良いかもしれません。
また、セミの合唱がどこでも聞ける時期になりました。
暑い日が続きますが、皆さん、水分・塩分補給をして熱中症などに気をつけてお過ごしください。
つえの里だより 第71号
第71号
平成28年5月
巻頭言「春うらら」
理事長 篠澤國雄
会員をはじめつえの里を利用してくださっている皆様、2ヶ月のご無沙汰ですがお変わりありませんか?
私はこの5月1日に満80歳を迎えました。そして皆様も既にご周知のように皆様にご理解とご協力をいただきながらこの度「黄綬褒章」を受章することができ、11日(水)に皇居へ参り、天皇陛下から戴いてまいりました。
先に厚生労働省の大講堂にて種々説明を受ける中で、大臣表彰は国の表彰であり、今回私が戴いてきた褒章や勲章は天皇陛下から直に戴く物だということを改めて聞かされました。その説明が終わると伝達式が行われ、無事受賞してきました。その後、バスで皇居へと移動し、夜会やレセプションなどに利用されている「長和殿春秋の間」にて直々に陛下からお言葉を頂戴したあと、陛下がご退室なされる時に受賞者の間をお通りになられる途中で、視覚障害者の私と妻のほか数人いた人たち一人ひとりにお声をかけて握手してくださり、思わぬ感動で私は涙顔になってしまいました
被災地に出かけられ、被災者の皆様との交流時、高齢者や障害のある人たちに激励の握手をなされるという話しはよく耳にしていました。でも受賞の席で目の見えない人たちだけに握手。なんと心の行き届いたお方であろうとその余韻が何時までも続きました。次に写真撮影ですが、これは当日の配車順に撮るわけですから集合写真になります。厚生労働大臣表彰の時とは幾らかの違いを感じ、今のその感動の中でこの文章を書いております。
それから実行委員会によりますと、6月5日(日)、11時半から祝賀会を催してくださるようで心から感謝しております。又多くの皆様のご参加を心待ちにしております。
次に「ちいさなたび」の取材ですが、今回は小牧城に大津さん、篠田さんと行ってきました。詳しい記事は大津さんに任せることにして私は取材中にあったことを書きます。それは小牧城に入ってからのこと。こちらからお願いしたわけでもないのに、ある一人のボランティアの男性が心温まる説明のほか、城や石垣の模型など「お手を触れないでください」と注意書きされている物を特別に触らせてくださり、この方の器の大きさに感動しました。そして昼食を摂った店で帰りの駅の方向を案内してくださった。お店の人の心の美しさに感動しました。旅の恥ははずかしがらずになんでも地域の人たちに聞いて知ることは恥ではなく、知ってまたそれを正しく人に伝えていくことが他の地域に住むわれ我々にも言えること。だから人に聞かれたときは心をもって答えよう。
今回は嬉しい話し、二つの紹介で巻頭言を閉じましょう。
さようなら。
事務所から
つえの里 管理者 戸嶋 静子
皐月の風が吹き渡るこの頃皆様も元気にお過ごしのこととおもいます。
先日、5月11日につえの里の篠澤國雄理事長が黄綬褒章を受けられ、奥様とお二人で式典に出席されました。
ヘルパーも一緒に行ってまいりましたが、詳細は理事長が書かれますのでヘルパーの体験したことを少し書きます。
厚労省での式典終了後、拝謁のためバスにて皇居へ向かいました。バスの中で50分ほど待機した後、宮中の春秋の間へ移動し、篠澤夫妻を所定のところに案内し退出しました。
ヘルパー二人で「この廊下はお正月に皇室の方々が手を振られるところだ」とか「バスが多いね」など見学にいそしんでおりましたら、宮内庁の係りの方から「篠澤様の付き添いの方はいらっしゃいますか?」と呼ばれた為、急いで理事長の後ろに付きました。当然、陛下が見えたら退室と思っていましたら「そのままで」との言葉を聞いたので付き添い、急いで理事長と一緒に事前の打ち合わせを行いました。
拝謁(はいえつ)中は私語厳禁だったため、陛下がみえた時に肩に手を置いたらそのタイミングでお辞儀をするとの約束事を決めました。
打ち合わせの後、すぐに陛下が入室されお祝いのお言葉を述べられました。受賞者の方々の間を歩かれ、5人いた障がいがある方々お一人ごとに握手をしてみえました。理事長の前にこられた時も握手をしてくださいましたが、ヘルパーの私は慌ててしまい思わず理事長の肩から手を離してしまいました。「どうしよう」と思っていたら流石です、その場の雰囲気に合わせて理事長は頭を下げており安心しました。事前の打ち合わせの大切さを実感致しました。
気候も良くなり外出するにはとても良い時期です。皆様方もお出かけしてみてはいかがでしょうか。
ちいさなたび
大津 廣子
4月24日(日)前日の夜からの雨も止み、朝方は曇り空だったのが出掛ける頃になると次第に北西のほうから晴れ間が覗き始めました。
今日の目的地は小牧城です。車で行くには高速道路を使えばさほど苦にしなくても大丈夫なんでしょうが、公共交通網を利用するとなるとよくわからない、というのが私の頭の中です。今回は行きは名城線・上飯田線・小牧線と乗り継いで行くことに。それでもまだ私の頭のなかでは上飯田線・小牧線というのが上手く繋がりません。豊田市を9時22分発の上小田井行きに乗り、段々乗客も増えて立ち客も多くなってきた頃、八事で下車し名城線左回りに乗り換えです。ここは手前のホームなのでちょっと楽チン。10時02分に乗って平安通りに28分に着きました。名古屋ドームで沢山降りられたので、ここでの下車はそれほど多くはなくスムーズに降りられました。表示に従ってエスカレーターにて下りるとすぐ目の前に上飯田線の電車が待っていました。電車に乗って解ったことですが、上飯田線というのは「平安通りから上飯田」までで「上飯田から犬山」までは小牧線となっていました。豊田で切符を買った時に、小牧線の分は乗り越し分として後払いと言われたのは小牧線が名鉄電車だったからですね。
さて初めての小牧駅はちょっと寂れた感じのする静かな駅、駅自体は大きいのですが日曜日のせいか人通りは少なく、駅中のお店も閉じたまま。ここからバスで移動することはスマホにて確認済みだったので早速バスの時間を確認することに。名鉄バスと巡回バスとがあったのですが、名鉄バスの方が早く来るということでこちらのバス停で待つことに。しかし・・・、駅着のバスは沢山来るのですが、肝心の小牧城方面が中々お見えになりません。もう一度時刻表を確かめると、えっ!日曜日は運行しません!今回初のボケでした。
気持ちを切り替えて、歩いても行けるよねと駅の中に引き換えし、ちょうど開いていた観光協会の扉を開け、方向、行き方など尋ねたら、歩いて行くのか?とちょっとびっくりされ巡回バスなら日曜日でも走ってるよといいながらも親切に教えてもらい、今度は慎重に方向確認し、西口から出発しました。何処の街にもありそうな商店が立ち並ぶ市街地を抜け、お寺が連なり、小牧神明社やメナード美術館などを横目に見ながらひたすら前方に聳える小高い緑の山を目指しました。
本当は市役所を目指していたのですが、途中合瀬川の山北橋で工事中の所があり、橋を渡るにもマップと少し異なっていたため、市役所まで行かずに途中で小牧山の散策路へと入ってしまいました。本当は市役所前の大手口から大手道を登るのが一番楽だと聞いて来たのですがその大手道まで中々行き着けず、散歩中の方に聞いたら道は沢山ありますよとの返事。それではと、最初に行き当たった道を選び登り始めたらこれが大変!狭い石段と急坂の連続、汗だくになりながらもなんとかたどり着きました。
小牧城(小牧歴史博物館)に入るのは正面にまたコンクリートの石段があります。そこを避けてちょっと遠回りしてなだらかな坂を上って漸く到着。小牧山は市街地の西に位置し、標高85,9m,総面積21haの小山です。
石段を登ったところに現代風の銅像があるのが妙に気になり「あの変な銅像誰なんだろう?」と呟いて腑に落ちないながらも館内に入り、当然の如く身障手帳を提示したら、申し訳ありませんがこちらでは利用できませんと言われ、一人100円の入館料を払い、中に入ると後ろから誰かに声を掛けられました。「先ほど変な銅像は誰だろうとおっしゃってましたが、あれは19代徳川義親公の銅像です」と教えてくださり、それからずっと付き添って説明してくださったのがここのボランティアの代表の方でした。
小牧山は明治維新後も尾張徳川家の物だったが1927年に義親公より国に寄贈されました。そしてこの歴史館は名古屋の実業家、平松茂氏が資財を投じて建設し、小牧市に寄贈されたものだそうです。1967年に建設され、2007年にリニューアルされたらしいです。中には色々な出土品が展示されております。
小牧山城は信長公が永禄6年(1563)に清洲から小牧へと居城を移しました。小牧山全体に土塁・堀・曲輪が展開し、本丸の周囲には近代城郭のルーツとなる石垣が巡らされ、南麓には武家屋敷や商工業者の町家などが計画的に整備されたらしいです。
4年後には信長公は岐阜へと移り、廃城となりましたが、「小牧・長久手の合戦」において家康公の陣城となったようです。
さて4階の展望室から望むと市街地はもとより北は御嶽山、西は伊吹山が見えるとの説明でしたが、この日は生憎曇り空で遠くは霞んで見えました。ボランティアの方にお礼を言い、小牧山を後にしました。
本当は「しるこサンド」の松永製菓直売店に行って「なましるこサンド」を頂きたかったのですが観光協会の方に正反対の方角だと言われて泣く泣く諦めました。
ニュースの目
篠田 進
認知症ガイド本初の作成
豊田市 症状別に整理、家族負担軽減
高齢者の7人に1人に上る認知症患者とその家族が多様な支援を受けられるようにするため、豊田市は市内の医療・福祉サービスの情報をまとめた冊子「とよた認知症安心ガイド」を作り、医療機関や地域包括支援センターで配布を始めた。症状の程度に応じて必要な情報が示され、患者目線の使いやすい構成が特徴だ。 (河北彬光)
医療や介護、送迎、成年後見制度、見守り、行方不明時の備えなど、認知症への公的支援は多岐にわたる。その分、どこで何が得られるのかは複雑で分かりにくい面もあり、市は患者や家族が迷わないようにしようと初めて冊子にまとめた。
症状の程度を「気づき・疑い」から「高度」まで4段階に分け、情報を整理した。例えば3段階進行した「中等度」では、家族の負担が増える時期であることを考慮し、悩みを語り合える「家族会」や配食サービスといった側面的な支援も紹介。関係機関の電話番号や介護の体験談も掲載している。
冊子作りを担当した市地域福祉課の窓口には、介護などに悩んだ末に行き詰まって相談に訪れる家族も少なくない。
主事の野口泰司さん(27)は「深刻さを増す前に『少し困ってきた』くらいの段階で気軽に各機関へ相談してもらい、支援を受けられるようにしてほしい」と冊子に込めた思いを語る。
A5判、24ページで6000部を作成。患者や医療・福祉関係者の連絡帳の役割を果たす冊子(豊田加茂医師会発行)とセットにし、医療機関や25ヶ所の地域包括支援センター、市地域福祉課窓口で無料配布している。
「超高齢社会」に突入
市 患者は増加予想、対策急ぐ
高齢化の進行に伴い、認知症患者は今後さらに増えることが予想される。厚生労働省の推計によると、2012年の患者数は高齢者の「7人に1人」にあたる462万人。25年には700万人まで増え「5人に1人」となる見道しだ。
豊田市では1月に初めて高齢化率が21%に達し「超高齢社会」に突入した。患者増に対応するため、市は市民向けに「認知症サポーター養成講座」を開催。知識を得たサポーターを増やすことで、地域で患者が困っても助けてもらえる仕組みづくりを急いでいる。
患者情報を市へ登録してもらい、地域包括支援センターや民生委員の見守りに役立てる制度も運用。行方不明になった患者情報を配信し、早期発見につなげる「かえるメールとよた」も登録を受け付けている。
問 市地域福祉課=0565-34-6984
(2016年4月14日 中日新聞 朝刊)
活動報告(平成28年3月・4月)
3月
2日(水) 相談支援連絡会(相談支援)
4日(金) サービス調整会議(介護保険)
サービス検討会議(相談支援)
14日(月) 相談支援部会(相談支援)
16日(水) 合同会議(相談支援)
18日(金) 相談支援監査指導(相談支援)
実践教室連絡会
23日(水) 相談支援部会(相談支援)
25日(金) サービス調整会議(介護保険)
28日(月) 事業所説明会(自立支援)
30日(水) ヘルパー研修会・定例会
4月
5日(火) サービス調整会議(介護保険)
6日(水) 地域自立支援協議会・相談支援部会
(相談支援)
7日(木) 相談支援連絡会(相談支援)
20日(水) 相談支援部会(相談支援)
21日(木) 理事会
25日(月) サービス検討会議(相談支援)
26日(火) サービス調整会議(介護保険)
27日(水) 相談支援部会(相談支援)
編集後記
今年は例年に比べ、まだ1つも台風が発生していないそうです。7~9月に掛けて台風が発生するようで、季候も不安定でとても暑い夏になるという予想も聞きます。今の時期から、しっかり水分補給をするなど、体調に気をつけてお過ごしください。
つえの里だより 第70号
平成28年3月
巻頭言「春うらら」
理事長 篠澤國雄
皆様春3月、いい季節になってまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
私はこの季節が大好きです。でも今年のように気温の変化が多く、また天候も不安定、これはちょっと困りますよね。
それを向こうの方へ飛ばせれば飛ばしてやりたいね。
野山の草、木々も芽吹き、人の足音も軽やかさを感じられるし、香りの良いものが多くて楽しくなります。目で見る代わりに香りで草木の芽吹きや花の開花を観賞します。
私はよくタクシーを利用しますが、その時窓を少し開け、春らしい香りの空気を車内に取り込み楽しく事務所への出勤となります。本来は電車・バスでの移動が一番だと思っておりますが、32分以上掛かるので、値上がりして厳しいのですが、やっぱり15分程度で着いてしまうタクシーを呼んでしまいます。それと運転士さんとのやり取りも楽しみの一つ。このひと時の会話にも季節の変わりを話してくれる人、歌の話しやスポーツの話し、また時には政治の話しをする人もいて結構15分が短く感じることもあります。
季節の話しの中には桜や木犀や草の花など、海釣りをする人はその季節ごとに釣れる魚の話題などなど、いい勉強になります。街歩きの話しをする人もいて、僕も歩くことは好きですから、話しにのっかり歩く話題に花が咲き、瞬く間に事務所に着いてしまいます。
最後につえの里だよりの「ちいさなたび」コーナーの取材で常滑のイオンに大津さんと篠田氏とで行ってきました。何せあまりにも規模がでかくて何が何処にあるのやら一度では説明は無理だと思いながらあちらこちらと歩いて、色々見学させてもらいました。行きは空港まで行ってからシャトルバスでイオンに行き、帰りはりんくう常滑という駅から乗り帰ってきました。この駅は準急が1時間に2本しか止まらないけどそのまま神宮駅まで乗ってくれば、何にも抜かれないで帰ってこられるかと思います。
駅とイオンとは数10メートルの地点にあり、多分イオンの西口が一番近いと思いますが、後は大津さんの記事と写真で楽しんでください。
僕もこの日は結構楽しんで、食べて、しゃべって、休憩も取りながら珍しいものに手を触れて気分よく楽しませてもらいました。
一度出かけてみられるのも良いかと思いますよ。珍しい物がたくさんあってつい欲しくなるかも。財布の中身も確認してね。
ではまた5月に書きます。
4月以降色々な集まり、例えば視障協の総会や鍼灸の総会などありますので案内を見て参加してください。
5月には春の残存訓練、7月にはつえの里の総会など計画されています。
お元気で!
事務所から
つえの里 管理者 戸嶋 静子
春の日差しが心地よくなりましたが、皆様方お変わりなくお過ごしの事と思います。
先日、つえの里では職員が順番にインフルエンザになり、皆様にも大変ご迷惑をお掛けして申し訳ございませんでした。今後は、体調管理に気をつけて仕事に支障が無いようがんばりますので、よろしくお願いします。
暖かな春の到来です。外に出て外気を沢山浴びてくださいね。
ヘルパー派遣が必要なときは必ず、つえの里へご連絡をお願いします。
お知らせ
皆様方と社会参加を楽しまれていた、会員の勝部善正様が去る1月12日にお亡くなりになられました。お悔やみ申し上げます。合掌
ちいさなたび
大津 廣子
前日来の雨も止み、風は強いながらも晴れ空になった2月21日(日)の朝、豊田市駅を9時15分に発車する知立行きの電車に乗りました。2両編成なので土橋駅でほぼ満員、立ち客も出始めました。知立駅で9時47分に発車する新岐阜行き特急に乗り換え、ひと駅先の神宮駅で乗り換えのためにまた下車です。用足しするくらいの時間はありましたのでここでちょっと寄りトイレ。
特急セントレア行きです。この電車は当然の如くキャスターバッグ等大きな荷物を持った人々が多い上に満員電車。白杖を目にされた心優しき方に席を譲ってもらい、約30分でセントレアに到着。改札口で駅員さんに「イオンモール常滑」行きのシャトルバス乗り場を尋ねて、エレベーターを使い、1階のバス乗り場へ。エレベーターの扉が開いた途端、正面からの風をまともに受けて一瞬外に出るのを躊躇いました。6番乗り場までは定期バス乗り場になっていて、シャトルバス乗り場は7番、8番を通過した先の9番乗り場でした。
発車までまだだいぶあるのに3~4人の待ち人が目にとまりました。そこは屋根が付いていて影になっている上に風もあるので日向まで行けば、ちょっとでも太陽に当たると風の冷たさも和らぐかなとの気持ちで日向に移動しました。10分ほど待つとたくさんの人を乗せたシャトルバスが9番乗り場に入って来、入れ替わりに乗車するのですが、海外の方も多くて、その分荷物も多くて総勢30名くらいが利用しました。駐車場の先のシャトルバス発着場所までは約15分ほど要しましたが、大提灯のある正面まで運んでくれるのでとても助かります。
テレビで何度か目にした巨大招き猫の横を通り、常滑のれん街へ。
ここには14店舗ほどがレストラン街として軒を連ねていますがどの店先にも待ち客がいて、自分の番が来るまでに1時間近くも掛かりそうな店も。豊田市でも目にするお豆腐の「いしかわ」でおはぎを買って、ベンチで食しましたが、通行人に見られても恥ずかしさなんて感じませんでした。ちょっとお腹も満たされたところで、今度はお店巡り。圧倒的にレディスのショップが多いのは何処も同じですね。豊田にもあるお店が結構入店していてわざわざこんなところで買って帰る必要はないかな?とも思ったり、初めて聞いたブランドもあったりとそれなりに楽しめました。1階のレストラン街は諦めて、2階にあるフードコートへ。ここは想像以上に広くって16店舗が営業しています。ここでも人人人。日曜日なので家族連れが圧倒的に多かったのですが、これは当然でしょう。本日のチョンボはこの時でした。席も取らずに先に注文し、出来上がったら鳴るブザーを渡された後、そうか、席を決めてなかったとうろうろと歩き回りましたが、生憎どこにも空席なし。そのうちブザーが鳴ったので取り敢えず引き取りに行き、トレーを抱えたまま見て回ること4~5分かな?とても長く感じたけれど、多分そんなところでしょう。ようやく先客が譲ってくださったのでホッとできました。麺が少し延びてたかも。満腹感120%になったところで再びショッピングモードに変更して歩くことになります。目に付く端から買い物するとまた別のよく似た商品を扱っている店の商品が気にいったりするので、最初はモール内をウインドショッピングするのが懸命ですね。でもそうすると1日を要するかもしれませんね。
買い物も済ませ、イオンスタイルまで行ってサービスカウンターにてりんくう常滑駅への道順を尋ね、東出入り口から外に出て、駐車場内の横断歩道の上に屋根がついており、動線に沿って行くと駅舎が見えてきました。無人駅です。ここから1時間に2本ある準急に乗って常滑駅で名古屋方面に向う特急電車に乗り換えるのですが、1本乗り遅れると常滑駅にてたくさん待つことになります。でも常滑駅の待合室にはエアコンが入っているんですよ。初めてみました。ちょっと嬉しかったです。
今回の珍道中も4時半に終了しました。
ニュースの目
篠田 進
障害者差別解消法施行へ地域協
39自治体16年度内に設置
障害者差別解消法が4月に施行されるのを前に、県は県内全54市町村の準備状況を発表した。国や県が設置を求める「障害者差別解消支援地域協議会」は、39自治体が2016年度内に設置すると県の調査に答えた。
差別解消法は、地方自治体や民間事業者などが障害者を差別的に扱うことを禁じ、自治体に相談窓口の設置などを義務付ける。
地域協議会は、障害者団体や教育、医療福祉、法曹関係者らが一堂に集まり、相談内容の情報共有や連携した対応を協議する。
今月1日時点での調査では、39自治体が「設置予定」と回答し、蟹江町など9自治体は検討中。東栄町や豊根村など6自治体は、体制面の理由などから「設置予定がない」と答えた。
東栄町福祉課の担当者は「差別対応だけで一つの会議を設けるのは難しい」として、障害者自立支援法に基づく自立支援協議会で対応する。
衆参両院は13年の法律成立時、「制度の谷間や、たらい回しが生じない体制を構築するため、設置を促進させる」と付帯決議しており、大村秀章知事は23日の会見で「体制をつくるように働き掛け、県もサポートしていきたい」と述べた。
自治体庁舎での車いす用のスロープ設置や窓口での手話、筆談など障害に配慮した対応を自治体職員に義務付ける要領は、41自治体が策定予定で、8自治体が検討中。5自治体は「予定はない」という。 (奥田哲平)
(2016年2月25日 中日新聞 朝刊)
訪問・通所介護 4割超赤字
訪問介護と通所介護(ディサービス)の事業者の40%以上が赤字となっていることが、日本政策金融公庫総合研究所の調査で分かった。2015年4月に事業者に支払われる介護報酬が全体で2,27%引き下げられたたことが主な要因で、57,6%の事業所が改定後に報酬が減少した。小規模な事業所ほど赤字の割合が高い傾向にあった。
調査は昨年10月、訪問介護か通所介護のサービスを提供する企業や社会福祉法人などを対象に実施し、2886事業者から回答があった。
サービスごとの事業者の赤字割合は訪問介護が47,6%、通所介護が42,7%。特に通所介護では、事業所の規模が小さいほど経営が苦しい傾向が鮮明で、従業者が「4人以下」の赤字の割合が52,8%だったのに対し、「50人以上」だと32,8%にとどまった。改定の前と後で、報酬が「増えた」と回答した事業者は全体の8,8%。「変わらない」は33,6%。「減った」は57,6%だった。
日本政策金融公庫総合研究所は「大規模な事業所では、介護報酬の高いサービスを始めることなどで報酬減の影響を少なくできたが、規模の小さい事業所では対応が難しかったと考えられる」としている。
通所介護事業者の規模別の採算
*日本政策金融公庫綜合研究所調べ
従業者数 | 黒 字 | 赤 字 |
全 体 | 57,3% | 42,7% |
50人以上 | 67,2% | 32,8% |
20~49人 | 59,8% | 40,2% |
10~19人 | 51,7% | 48,3% |
5~ 9人 | 49,1% | 50,9% |
4人以下 | 47,2% | 52、8% |
(2016年3月3日 中日新聞 朝刊)
活動報告(平成28年1月・2月)
1月
6日(水) サービス調整会議(介護保険)
地域自立支援協議会(相談支援)
18日(月) 精神障がい者研修(相談支援)
21日(木) 寿恵野小学校 実践教室
26日(火) サービス調整会議(介護保険)
27日(水) 交通安全講習
相談支援部会(相談支援)
30日(土) ヘルパー研修会・定例会
2月
3日(水) 自立支援協議会(相談支援)
4日(木) サービス調整会議(介護保険)
5日(金) サービス検討会議(相談支援)
8日(月) 相談支援連絡会(相談支援)
10日(水) 歯科口腔保健事業関係者研修会
相談支援部会(相談支援)
13日(土) 統合失調症と家族研修会(相談支援)
15日(月) 精神障がい者支援従事者研修会
(相談支援)
16日(火) 井上小学校 実践教室
17日(水) 童子山小学校 実践教室
18日(木) 理事会
19日(金) 井上小学校 実践教室
24日(水) 相談支援研修
25日(木) サービス調整会議(介護保険)
精神保健福祉関係機関連絡会(相談支援)
29日(月) 福祉サービス等提供事業所向け研修
(相談支援)
編集後記
全国的にインフルエンザが流行しており、その流行に乗りたくはありませんでしたが、つえの里事務所内でもインフルエンザB型で倒れる人が続出しました。現在は、みんな元気になりましたが、季節の変わり目。皆さんも、体調が悪くなりやすい季節ですので、手洗いうがいをしっかり行い、水分補給もこまめに。疲れたと思ったら、ゆっくり休み、体調に気をつけてお過ごしください。
特定非営利活動法人
視覚障害者センターつえの里 〒471-0068 豊田市横山町4-3-2 電話0565-31-3381 ファクス0565-31-3473 e-mail tue-sato@hm5.aitai.ne.jp |
つえの里だより 第69号
第69号
平成28年1月
巻頭言「新しい年に思うこと」
理事長 篠澤國雄
つえの里の利用者をはじめ会員の皆様方、平穏な新年を迎えられたことを謹んでお喜びを申し上げます。
昨年は雪の舞う中での初詣ででしたが、今年は薄いジャンパーでの参拝、身軽でよかったです。そのせいか、何処の神社も参拝者が多く結構待たされているようでしたし、僕も待ちました。
年初めの平和感が通年続いて欲しい。新年4日から国会が始まり、150日目は4月1日だそうで、また数にまかせた賛成で世の中が変わりはしないようにして欲しいなどと思いつつ、家族の幸せとつえの里関係者の平和を祈ってきました。そして我が家は1日の13時から兄弟会を開きましたが、それに参加する兄弟たちが集まってくる12時までに初詣を終え、家路に着きました。
つえの里だよりの取材に今年の初めは挙母神社の色々な紹介をするために4日の月曜日に何時もの大津、篠田と行ってきました。先に書いたように此処も参拝するのに1時間、お札やお守りを買うのも1時間は掛かりそう。私は前もって神主様へその旨お願いしていたけど、約束の時間を少し過ぎてしまったうえに、多くの参拝者で賑わっていたため、取材は無理かなと思いながら神社の受付所まで歩いていたら、神主様が見つけてくださったので、頼んでおいたお守りや神社の由緒書きを頂き、大津さんに写真撮りをお願いし、通路の脇で篠田氏と一緒に待っていた。一人で勝手に動いてもらった結果は割とスムーズに帰ってきてくれて帰路に着いた。
やっぱり幸せになりたいという皆の想いやら、などと勝手に思い、まだまだ正月の休みの店が多くて、昼食を摂るのにあちらこちらと歩き回りました。
豊田市内には「猿投神社」をはじめ、比較的規模の大きな神社が幾つかあり、それを過去に年初めに紹介してきました。
大津さんの文による紹介をお楽しみください。
最期に今年の冬の温暖化について受け売りします。気象管の話しによれば、エルニーニョ現象により海の気温が高く、赤道より北半球の気候が温暖化のしわ寄せだけでなく、エルニーニョでの温暖化と合わせて天気が例年より不安定感を表していると話していました。それに続いてこの状態が長く続けば50年に1回どころか、過去に全く経験の無い猛烈な台風や低気圧による豪雨に見舞われる可能性が高く、心配だとも言っておられた。
もしそうなったら障がいのあるなしに関わらず、多くの死者が出てしまうのではなかろうか、などと想像してしまう。満員の人を乗せたバス、電車が猛烈な竜巻で道路やレールから外されて宙を舞って思わぬ所に捨てられるとか。
恐ろしい自然災害を考えさせられました。
今は、南海トラフというもの凄い地震の心積もりの話しをテレビ、ラジオ、新聞で聞かされている事は皆様よくご存知のことと思いますが、まだ各家庭で各々の防災対策をされていなかったら今からでもされることをお勧めします。
ではまた3月に書かせてもらいます。風邪など引かないように注意してくださいね。
事務所から
つえの里 管理者 戸嶋 静子
新しい年度を迎えて皆様方が楽しく健康に過ごして頂ける様にとお参りした初詣。三が日もあっという間に終わり年明けの業務に入ったつえの里の事務局です本年も宜しくお願い申し上げます、スタッフ一同今年も皆様方のご意見を頂きながら成長してまいりたいと願っております
昨年の12月20日の愛知県身体障害福祉大会におかれましては、会員の5名の方々が表彰されました。
知事表彰に加藤真司様、社会福祉協議会会長顕彰に佐藤健次様、古家千恵美様、更生援護功労者に村松万寿代様
愛知県身体障害者福祉団体連合会会長表彰更生援護功労者に、西野きよみ様,以上の方々が受賞されました皆様の日頃の頑張りに心よりお喜び申し上げます。
まだまだ寒い日が続きます。体調管理に気を付けてお過ごしください
お知らせ
昨年お亡くなりになられた、みよし市の大洞勝市様のご遺族様より、つえの里へ多大なご寄付をいただきました。心よりお礼申し上げます。有効に活用させて頂きたいと思います。ありがとうございました。
ちいさなたび
大津 廣子
お正月といえば、神社詣でが我が家における年の初めの行事だったのは遥か昔、まだ息子達が小学生だった頃のこと。
近年はつえの里だよりを通じて猿投神社や足助神社、知立神社に六所神社には何かの折にお参りさせてもらいましたが、市の中心地に鎮座する挙母神社にはまだ参詣させてもらってないことに改めて気づいたのは昨年11月のこと。これは流石に拙いだろうと、でも三が日は沢山の参拝客でごった返しておるであろうと勝手に推測し、世間では仕事始めに当たる4日を選んだところ、とんでもない誤算でした。
市駅から交番の前を通り、綺麗にそして広くなった市街地の歩道を桜町商店街通りの方に抜けながら、行き交う人もまばらなこの時分までは、多分今日当たりは空いているだろうからスムーズにお参りできるだろうと楽観視してさくら橋を渡り、境内に入りました。
ところがびっくり!?参拝者の列が南口の鳥居まで繋がっており、お札やお守り等を購入する列も出来ていて一瞬足が止まりました。暫くその群れを観察していたら一般の参拝客はもとより、今日から仕事始めの方々の群れが沢山なのには驚かせられました。
挙母まつりや八日市で有名なこの神社には高皇産靈神(たかみむすびのかみ)のほか、4柱が御祭神としてまつられ、社格は昭和55年に神社庁より六等級社に昇格、神紋は三つ巴。
神社の創建については一般的には289年(文治5年)源義経の家臣鈴木重善(善阿弥)、鈴木義宗、篠田勝善の3人が吉野を出発し、矢作まで来たとき、義経が奥州で戦士したことを聞き、この地に隠れ住み、後に天徳3年3月14日、大和吉野(現 奈良県吉野郡吉野町吉野山)から「子守・熊野・勝手」の3社を勧請して、その分神を鈴木重善氏が衣上之郷に子守社を、篠田勝善氏が衣山之郷に毘森社(熊野社)を、鈴木義宗氏が衣下之郷に勝手神社を祀ったと伝えられています。このうち、子守社が現在の挙母神社であり、熊野社が毘森神社(小坂町)、勝手社が勝手神社(下林町)であるという。この「子守明神」は江戸時代「子守大明神」と呼ばれ、歴代の挙母藩主が敬い、またこの地方の庶民の崇敬の中心となっていました。明治4年に「挙母神社」と改称されたようです。
挙母神社は別名「子守の宮」とも呼ばれるように、子供の成長の守り神として昔より「おこもりさん」と呼ばれ、親しまれてきました。
平成の今も変わらず、安産祈願、初宮参り、七五三参りと参拝者が絶えませんね。また近年では専門の式場が増えている中、まだまだ厳かに神社でと願うカップルも居るらしく、毎年数多くの結婚式が執り行われるみたいです。
御神殿の西側には市指定の天然記念物である樹齢推定650年を数える根回りが9,5mもある楠が聳えています。この木の傍に立ち、あまりに想定外の光景にしばし見とれていたら、先に我々を見つけてくださった神主さんに声を掛けていただきました。明るく優しそうな女性の神主さんで、一気に安心して思わずこちらも笑顔に。お願いしていたお守りを購入し、リーフレットも戴きました。忙しそうな神主さんと別れ、これからは自分たちで行動です。
順序よくお参りするには根気よく1時間ほど並ばねばならないため、それは後日にまわすことにして取り敢えずは数ある末社の中で独立して建っている子守稲荷社だけ参拝しました。この神様は宇伽之御冤神(うかのみたまのかみ)で、農業・工業・商業の神。稲が立派に稔るように、又、商売繁盛が祈願されるとあります。
挙母神社の祭日は三つあり、祈念祭(春祭)2月17日、例祭(試楽)10月第3土曜日・(本楽)第3日曜日、新嘗祭(秋祭)11月23日ですが、御神殿の南にある神輿殿には例祭において美しい神輿が置かれ、隣にある拝殿に於いて厳粛な神楽、祈祷が行われ、巫女舞も舞われるのはすでに周知の方も多いと思います。
「ミニカステラ」「から揚げ」「たこ焼き」等の露店が並ぶ脇を抜けて出入りする車を避けながら南口から静かにお別れしました。
ニュースの目
篠田 進
障害者差別解消法今春に施行
行政機関や民間事業者による障害者への差別を禁止する「障害者差別解消法」。今春に施行されるが、個人同士の関係は対象外である点が課題となっている。歩道上で衝突するなどのトラブルは新たな法律もカバーできない。一人一人が障害者の立場をどこまで意識できるかが、そうしたすき間を埋める鍵になりそうだ。 (室木泰彦)
課題は個人間の問題解決
視覚障害者が暮らしやすいように点字出版などに取り組む名古屋盲人情報センター(名古屋市港区)職員の森幸久さん(40)=同市在住=はほぼ全盲。白杖を左右に振りながら通勤するが、歩道上の点字ブロックと白杖の感触が頼りだ
白杖歩道で衝突
昨年10月、歩道上で目の前の人が突然転んだ。周囲の人の説明では、転んだのは足が不自由な高齢男性。森さんを追い越す際、白杖に足が引っ掛かったようだ。男性は自力で立ち去ったようで、周囲の人も「大丈夫」と言ってくれたが、後味が悪かった。
昨年8月には、歩道の点字ブロック上を歩いた際、高齢女性と衝突。女性はブロック上に静かに立っていたため、気配を感じ取れなかった。女性は尻もちをつき、「痛い」と不快感を示した。近くの人が「大丈夫ですか」と駆けつけ、女性は救急車で運ばれた。警察も駆けつけたが事件にならなかった。女性の家族も事情を把握し、「お互いに気を付けましょう」と別れた。
森さんの知人の全盲の30代男性は昨夏ごろ、駅の改札を通過後、白杖が男性と接触し先が折れた。相手の男性は「何かあったら連絡を」と連絡先を渡してくれた。しかし、修理代を請求しようと電話すると、「実はあの時転んで足が痛い」と言い始めた。相手の話を信じるしかない歯がゆさを感じつつ、請求をやめた。
特殊「体の一部」
通常の杖より長く、文字通り白く塗られた白杖は限られた場所でしか買えない。杖先の微妙な感触が伝わりやすい構造で軽量な上、左右に振るため杖先を滑りやすくしてある。丈夫で滑りにくい通常の杖では代用できず、スペアがないと生活に支障が出る。
森さんは「白杖は体の一部。私たちの特徴をもう少し認識してもらえると防げたトラブルは多い」と訴える。特に最近、歩きながらスマートフォンを操作する人が増えていると実感し、心配を募らせる。
「点字ブロックや白杖の役割はかなり知られている。あとは日常生活でどれぐらい意識してもらえるか。少数派の私たちなりに障害者の特徴を情報発信することも大事」と森さん。障害者差別解消法施行が迫り、この訴えの重みは増している。
障害者差別解消法
障害による差別をなくすため制定され、2016年4月施行。国や地方自治体、民間事業者が、正当な理由なく障害を理由にサービス提供や入店を拒否し、制限することを禁止する。行政機関ごとに差別の具体内容などを示す「対応要領」「対応指針」を作成する。障害者から配慮を求める意思表明があれば、負担になりすぎない範囲で筆談や読み上げなどを行う(合理的配慮)ことが必要。合理的配慮は行政機関は法的義務、民間事業者は努力義務。障害者と健常者、障害者同士など個人間の関係は対象外となる。
(2016年1月12日 中日新聞 朝刊)
活動報告(平成27年11月・12月)
11月
4日(水) 日盲連会議(同行援護)
5日(木) サービス調整会議(介護保険)
6日(金) 相談支援連絡会(相談支援)
9日(月) 相談支援初任者研修(相談支援)
10日(火) 相談支援初任者研修(相談支援)
11日(水) 相談支援初任者研修(相談支援)
12日(木) 相談支援初任者研修(相談支援)
20日(金) 初任者研修フォローアップ研修(相談支援)
24日(火) 根川小学校 実践教室
25日(水) 古瀬間小学校 実践教室
サービス調整会議(介護保険)
27日(金) 土橋小学校 実践教室
28日(土) ヘルパー研修会・定例会
30日(月) 相談支援研修会(相談支援)
12月
2日(水) 相談支援連絡会(相談支援)
3日(木) 加納小学校 実践教室
4日(金) 山之手小学校 実践教室
7日(月) アルコール関係問題ワーク(相談支援)
9日(水) 若園小学校 実践教室
11日(金) 豊田大谷高校 実践教室
12日(土) 豊田大谷高校 実践教室
13日(日) 理事会
16日(水) 相談支援研修会(相談支援)
18日(金) 相談支援研修会(相談支援)
21日(月) サービス等提供事業所向け研修会(相談支援)
24日(木) 相談支援会議(相談支援)
25日(金) サービス調整会議(介護保険)
編集後記
今年も暖冬の影響で、日中は暖かいのに夜から朝に掛けて急に寒くなることが多くなりそうです。
部屋を暖かくして、水分補給をこまめに行い体調に気をつけてお過ごしください。
本年も、よろしくお願いいたします。
特定非営利活動法人
視覚障害者センターつえの里 〒471-0068 豊田市横山町4-3-2 電話0565-31-3381 ファクス0565-31-3473 e-mail tue-sato@hm5.aitai.ne.jp |
つえの里だより 第67号
平成27年9月号
【巻頭言】
「東日本の水害に思うこと」
篠澤國雄
つえの里支援者、利用者、会員の皆様2ヶ月のご無沙汰でしたがお変わりありませんか?
今年は気候不順であり、台風も多く大雨があちこちで降っているようです。特に台風18号の低気圧の雨や17号台風の二つの空気の重なりで東日本は過去に経験のないほど大雨に襲われ、その結果何箇所かの川の堤防の決壊、越水などにより思わぬ被害に遭われた地域の皆様方に心からお見舞い申し上げたいと思います。もし豊田にもあのような雨が降ってきたら同じような被害に遭うだろう可能性を考えてしまう。豊田市でも過去に何回かは雨や水が溢れてきた結果、被害を蒙っている。でも当時とは違って開発が進んでいるためにかなりの被害になるのではないかなと心配になります。もの凄い音の雨が降ってきたら、それぞれどういう体勢をとったらいいのかを考えてもらいたい。今、自分の家の地区の過去の土地がどんなであったのかを知っておくことも必要だと思います。
消費税10%になると同時に食品関係を軽減税率を導入するというのはすでに国会で認められていることは皆様すでに報道でご存知と思います。ところが買い物をした時は税率10%を払い、後から「マイナンバー」を使い、払い戻すという制度にしたいというニュースを最近聞きましたが、もし本当に決定したら個人情報など漏れてしまわないかと心配ですし、我々視覚障がい者の立場からいえば、「マイナンバー」というものは国民阻害といってもいいような気がする。障がい者差別にも当たるでしょうし、高齢者からみてもやっぱりいじめになるのではないかと思います。また後から振り込まれたとしても軽減税の嬉しさは全く感じるわけにはいかない。特に「マイナンバーカード」は見えない者に持てといわれてもその数字さえ読めない人々に対して侮辱だ。見える人は、他人に知られずに対応出来るけど、私たちはオープンになるからだめです、と言いたい。軽減税率導入の旨味はどこにあるのかも感知なしとなりそうです。皆様も充分に注意してください。総理が優しさをもってくださるのであれば我々に幸せ感をください。
最後に9月13日の日曜日に、長久手の万博記念公園で開催されている愛知万博閉会後10年の節目に「花と緑の博覧会」に行ってきました。つえの里便りの「ちいさなたび」で紹介しようといつもの大津さんと篠田氏とで行ってきました。僕はせっかく来たのだから西口にだけ現存する万博の時の「グローバルループ」の185メートルをもう一度歩きたいとの前々からの望みを叶えてきました。色々な場所にこのグローバルループを移設して木道として再利用されているけれどやっぱり万博で作られた物は幅広で歩きやすい。でも10年という長きに雨や風、雪に晒された結果、かなり痛んでその部分だけ修復された板もありましたが、その当時の雰囲気はやっぱり残っていて嬉しくなりました。元を正せば、バリアフリーの会議で僕の発言で出来たものですからね。
この楽しい記事と写真の話は大津さんの素晴らしい記事で楽しんでください。
雨を心配し、傘を持って行ったけれどお守りとなって軽快とはいえないが結構楽しく歩いてきました。
ではまた11月に書きます。お元気で!
【事務所から】
つえの里管理者 戸嶋 静子
平素はつえの里の事業にご協力有難うございます。
熱中症に気を付けてと言われていた夏も終わり、秋の気配を感じられるこの頃、皆様もお元気でお過ごしと思います。
先日総務省より福祉有償運送の聞き取りがあり、その中で慢性的に運転協力者の不足はあるそうです。つえの里も例外ではありません。福祉有償運送を使い移動出来る事は良いことですし、全員の方々が困ることなく使えれば一番です。しかし、つえの里のヘルパーさんの高齢化に伴い運転協力者が減っています。この現状を理解して頂き、公共交通機関で移動出来る所はお願いできればと思います。お互い仲間同士の譲り合いの精神が大切ではないでしょうか、皆様に申し訳ありませんが、気持ち良く外出していくことはつえの里の理念ですので忘れることなく努力してまいります。
【ちいさなたび】
9月13日(日)、天気予報では傘マークが付いていた日でしたが、出かける時間帯は雨の心配はなさそうでした。
愛知万博10周年のこの秋に、全国都市緑化愛知フェア「花と緑の夢あいち」が9月12日~11月8日まで開催されます。開催2日目の今日はリニモもさぞや混雑するかと思いきや、空き空きでした。
記念公園に着いて上から眺めると駐車場はもはや満車に近い状態でした。そうか、日曜日だもんね、と納得。
やはり一番人気は「ジブリの大博覧会」でしょうか。会場での混雑が予想されるのか、八草のリニモ駅で入場券を販売しておりました。
全国都市緑化は国・地方公共団体及び住民等の協力による都市緑化を全国的に推進し、緑豊かな潤いのある都市づくりに寄与することを目的として毎年開催されています。因みに来年は横浜市だそうです。
さて、メインとなる会場は此処ですが、サテライト会場も幾多あり、10月開催のとよたガーデニングフェスタwithとよたスタジアム、エコフルタウン、都心のまちなかがサテライト会場になるそうです。
コンセプトは四つの楽章に分け、テーマ性を持たせた催しを楽しめる。9月12日~27日は第1楽章で‘想‘~夏(万博)の思い出。万博の思い出と未来への想いを再確認する楽章です。
12日、13日は大芝生広場にて県民参加ステージが催され、公募で集まった出演者がそれぞれの特技を披露していました。周りの数々のケータリングカーにて販売されている世界の料理やドリンクを片手に見入っている観客は老若男女、またグローバルマーケットでは万博を思い出させる品々が小規模ながら出展しており、それらを眺めるのが嬉しくて楽しくて・・・。また子供が楽しめそうな体験コーナーも幾つかあり、亀のコーナーには石に張り付いた3センチほどの子供のスッポンも水槽に入っており、小さくてとてもかわいい者でした。
センターエリアでは愛知県内の業者等が技を競って出展した庭作りが楽しめ、花の棚田は芝生の中に愛知県内の花がいっぱい咲き誇っていました。
面白いのは三日月休憩所横のトイレは土・日に限り、普段は男性用のトイレが女性専用となり、男性用のトイレは仮設トイレが並んでおりました。
このあと、暫く既存の散歩コースを散策したあと西口に行き、土日だけ営業しているという店でお昼ご飯を買い求め、万博後に出来たという休憩所で戴きました。
さて、今度は西口にだけ残されているというグローバルループ巡りです。今回も道路を間違えて係りの人に「そこは立ち入り禁止ですよ!」と大声で注意を受け、慌てて引き返して再度辺りを見回して確認、今度は間違えませんよ。歩いてみると結構痛んでいてボロボロの板、修理されている真新しい板、少し前に交換されたらしい板、下を見ながら「これは最近張り替えられたものだね」なんて言いながら通りました。
このまま道なりに進むと西口の駐車場の方に出て、また中に入ると西口休憩所の方に出てしまいました。今度はこいの池の方で花々を眺め、「公式記念品売店」で買い物タイム。マスコットのモリゾー・キッコロが花冠で登場したグッズの数々、ハンカチ、Tシャツ、クッキー、せんべい、バウムクーヘンなどが並んでおりました。私が購入した物は内緒です。
このあとは観覧車を左前に見ながら坂道を登り、駅へと戻りました。
【ニュースの目】
豊田市「南海トラフ」独自被害想定公表
中山間地9割孤立の恐れ
豊田市は28日、南海トラフ巨大地震に関する独自の被害想定を公表した。昨年5月に県が出した想定を基にさらに細かく調査し、建物や人的被害数を小中学校区単位で明らかにした。中山間地の集落の9割が孤立する恐れがあることも浮き彫りになった。 (河北彬光)
県が公表した被害想定は市町村単位だったが、市は地域ごとの防災に役立てるため、さらにエリアを小さく区切って調べた。考えられる最大級の地震として、マグニチュード(M)9の「千年に1度起きるかどうか」という地震を前提にした。
市内全体の死者数は県の想定で200人だったのに対し、市の調査では184人に減少。建物の全壊・焼失数も4,300棟から3,933棟に減った。ともに詳細な調査によって見直された結果だ。
27中学校区別でみると、市南部に被害が集中することが明らかになった。特に深刻なのは前林中学校区で、死者数は最も多い38人。建物の全壊・焼失も同じく最多の858棟に上がった。市消防対策課は「市南部は住宅が密集している上、強い揺れも想定されているため厳しい数字が出た」と分析する。
県が公表していなかった孤立集落の調査は、中山間地の225集落を対象に実施。うち9割にあたる203カ所が、土砂崩れによる道路寸断などで孤立する恐れがあることが分かった。
帰宅困難者数を地域ごとに見ると、大学や工業団地が集中する猿投地区西部(浄水町、保見町など)が最多の7,400~1万人。市中心部の豊田市駅一帯は、4,100~4,300人と推定された。市内全体では、県の調査と同じ48,000~53,000人だった。
市はこの日、詳細な調査結果をホームページに公表した。来年1月に市地域防災計画を改定するほか、4月には想定をまとめた地図を全戸に配布する。太田稔彦市長は「地域ごとにどういう対策が必要か、議論を深めたい」と話した。
中学校区別の被害想定
中学校区 →死者人数→全壊・焼失棟数
崇化館 7 157
逢 妻 10 219
朝日丘 12 250
高 橋 1 13
豊 南 6 109
益 富 0 6
竜 神 14 339
美 里 1 12
梅坪台 2 53
末野原 6 132
上 郷 23 506
松 平 1 16
前 林 38 858
藤 岡 0
高 岡 24 490
藤岡南 1 14
若 園 22 440
小 原 1 8
猿 投 1 20
足 助 3 43
井 郷 4 95
下 山 1 24
猿投台 3 56
旭 1 8
保 見 2 42
稲 武 1 17
石 野 0 5
合 計 184 3933
*単数処理のため合計数は一致しない
(2015年8月29日) 中日新聞 朝刊)
【活動報告】
(平成27年7月・8月)
7月
1日(水) 相談支援専門員連絡会(相談支援)
3日(金) サービス調整会議(介護保険)
相談支援連絡会(相談支援)
8日(金) サービス検討会議(相談支援)
19日(日) つえの里総会
22日(水) 相談支援部会(相談支援)
24日(金) サービス調整会議(介護保険)
27日(水) 相談支援部会(相談支援)
30日(木) 事務局会議
8月
3日(月) 相談支援連絡会(相談支援)
5日(水) サービス調整会議(介護保険)
サービス担当者会議(相談支援)
6日(木) サービス検討会議(相談支援)
12日(水) 相談支援部会(相談支援)
18日(火) 相談支援従事者研修(相談支援)
19日(水) 相談支援従事者研修(相談支援)
20日(木) 理事会
盲人用品研修
24日(月) 精神福祉講習会(相談支援)
25日(火) サービス調整会議(介護保険)
26日(水) 相談支援部会(相談支援)
27日(木) アルコール関連問題ワーク(相談支援)
28日(金) 実践教室
29日(土) ヘルパー研修・定例会
【編集後記】
日中は日差しが強くて暑く、朝晩は冷える日があったり
台風の影響で、天気の悪い日が続いたりしますが、体調を崩さないように気をつけてお過ごしください。
特定非営利活動法人
視覚障害者センターつえの里
〒471-0068
豊田市横山町4-3-2
電話0565-31-3381
ファクス0565-31-3473
e-mail tue-sato@hm5.aitai.ne.jp