つえの里だより 第69号

2016-01-26

第69号

平成28年1月

 

巻頭言「新しい年に思うこと」

理事長 篠澤國雄

つえの里の利用者をはじめ会員の皆様方、平穏な新年を迎えられたことを謹んでお喜びを申し上げます。

昨年は雪の舞う中での初詣ででしたが、今年は薄いジャンパーでの参拝、身軽でよかったです。そのせいか、何処の神社も参拝者が多く結構待たされているようでしたし、僕も待ちました。

年初めの平和感が通年続いて欲しい。新年4日から国会が始まり、150日目は4月1日だそうで、また数にまかせた賛成で世の中が変わりはしないようにして欲しいなどと思いつつ、家族の幸せとつえの里関係者の平和を祈ってきました。そして我が家は1日の13時から兄弟会を開きましたが、それに参加する兄弟たちが集まってくる12時までに初詣を終え、家路に着きました。

つえの里だよりの取材に今年の初めは挙母神社の色々な紹介をするために4日の月曜日に何時もの大津、篠田と行ってきました。先に書いたように此処も参拝するのに1時間、お札やお守りを買うのも1時間は掛かりそう。私は前もって神主様へその旨お願いしていたけど、約束の時間を少し過ぎてしまったうえに、多くの参拝者で賑わっていたため、取材は無理かなと思いながら神社の受付所まで歩いていたら、神主様が見つけてくださったので、頼んでおいたお守りや神社の由緒書きを頂き、大津さんに写真撮りをお願いし、通路の脇で篠田氏と一緒に待っていた。一人で勝手に動いてもらった結果は割とスムーズに帰ってきてくれて帰路に着いた。

やっぱり幸せになりたいという皆の想いやら、などと勝手に思い、まだまだ正月の休みの店が多くて、昼食を摂るのにあちらこちらと歩き回りました。

豊田市内には「猿投神社」をはじめ、比較的規模の大きな神社が幾つかあり、それを過去に年初めに紹介してきました。

大津さんの文による紹介をお楽しみください。

 

最期に今年の冬の温暖化について受け売りします。気象管の話しによれば、エルニーニョ現象により海の気温が高く、赤道より北半球の気候が温暖化のしわ寄せだけでなく、エルニーニョでの温暖化と合わせて天気が例年より不安定感を表していると話していました。それに続いてこの状態が長く続けば50年に1回どころか、過去に全く経験の無い猛烈な台風や低気圧による豪雨に見舞われる可能性が高く、心配だとも言っておられた。

もしそうなったら障がいのあるなしに関わらず、多くの死者が出てしまうのではなかろうか、などと想像してしまう。満員の人を乗せたバス、電車が猛烈な竜巻で道路やレールから外されて宙を舞って思わぬ所に捨てられるとか。

恐ろしい自然災害を考えさせられました。

今は、南海トラフというもの凄い地震の心積もりの話しをテレビ、ラジオ、新聞で聞かされている事は皆様よくご存知のことと思いますが、まだ各家庭で各々の防災対策をされていなかったら今からでもされることをお勧めします。

 

ではまた3月に書かせてもらいます。風邪など引かないように注意してくださいね。

 

事務所から

つえの里 管理者 戸嶋 静子

新しい年度を迎えて皆様方が楽しく健康に過ごして頂ける様にとお参りした初詣。三が日もあっという間に終わり年明けの業務に入ったつえの里の事務局です本年も宜しくお願い申し上げます、スタッフ一同今年も皆様方のご意見を頂きながら成長してまいりたいと願っております

昨年の12月20日の愛知県身体障害福祉大会におかれましては、会員の5名の方々が表彰されました。

知事表彰に加藤真司様、社会福祉協議会会長顕彰に佐藤健次様、古家千恵美様、更生援護功労者に村松万寿代様

愛知県身体障害者福祉団体連合会会長表彰更生援護功労者に、西野きよみ様,以上の方々が受賞されました皆様の日頃の頑張りに心よりお喜び申し上げます。

まだまだ寒い日が続きます。体調管理に気を付けてお過ごしください

 

お知らせ

昨年お亡くなりになられた、みよし市の大洞勝市様のご遺族様より、つえの里へ多大なご寄付をいただきました。心よりお礼申し上げます。有効に活用させて頂きたいと思います。ありがとうございました。

 

ちいさなたび

大津 廣子

お正月といえば、神社詣でが我が家における年の初めの行事だったのは遥か昔、まだ息子達が小学生だった頃のこと。

近年はつえの里だよりを通じて猿投神社や足助神社、知立神社に六所神社には何かの折にお参りさせてもらいましたが、市の中心地に鎮座する挙母神社にはまだ参詣させてもらってないことに改めて気づいたのは昨年11月のこと。これは流石に拙いだろうと、でも三が日は沢山の参拝客でごった返しておるであろうと勝手に推測し、世間では仕事始めに当たる4日を選んだところ、とんでもない誤算でした。

市駅から交番の前を通り、綺麗にそして広くなった市街地の歩道を桜町商店街通りの方に抜けながら、行き交う人もまばらなこの時分までは、多分今日当たりは空いているだろうからスムーズにお参りできるだろうと楽観視してさくら橋を渡り、境内に入りました。

ところがびっくり!?参拝者の列が南口の鳥居まで繋がっており、お札やお守り等を購入する列も出来ていて一瞬足が止まりました。暫くその群れを観察していたら一般の参拝客はもとより、今日から仕事始めの方々の群れが沢山なのには驚かせられました。

挙母まつりや八日市で有名なこの神社には高皇産靈神(たかみむすびのかみ)のほか、4柱が御祭神としてまつられ、社格は昭和55年に神社庁より六等級社に昇格、神紋は三つ巴。

神社の創建については一般的には289年(文治5年)源義経の家臣鈴木重善(善阿弥)、鈴木義宗、篠田勝善の3人が吉野を出発し、矢作まで来たとき、義経が奥州で戦士したことを聞き、この地に隠れ住み、後に天徳3年3月14日、大和吉野(現 奈良県吉野郡吉野町吉野山)から「子守・熊野・勝手」の3社を勧請して、その分神を鈴木重善氏が衣上之郷に子守社を、篠田勝善氏が衣山之郷に毘森社(熊野社)を、鈴木義宗氏が衣下之郷に勝手神社を祀ったと伝えられています。このうち、子守社が現在の挙母神社であり、熊野社が毘森神社(小坂町)、勝手社が勝手神社(下林町)であるという。この「子守明神」は江戸時代「子守大明神」と呼ばれ、歴代の挙母藩主が敬い、またこの地方の庶民の崇敬の中心となっていました。明治4年に「挙母神社」と改称されたようです。

挙母神社は別名「子守の宮」とも呼ばれるように、子供の成長の守り神として昔より「おこもりさん」と呼ばれ、親しまれてきました。

平成の今も変わらず、安産祈願、初宮参り、七五三参りと参拝者が絶えませんね。また近年では専門の式場が増えている中、まだまだ厳かに神社でと願うカップルも居るらしく、毎年数多くの結婚式が執り行われるみたいです。

御神殿の西側には市指定の天然記念物である樹齢推定650年を数える根回りが9,5mもある楠が聳えています。この木の傍に立ち、あまりに想定外の光景にしばし見とれていたら、先に我々を見つけてくださった神主さんに声を掛けていただきました。明るく優しそうな女性の神主さんで、一気に安心して思わずこちらも笑顔に。お願いしていたお守りを購入し、リーフレットも戴きました。忙しそうな神主さんと別れ、これからは自分たちで行動です。

順序よくお参りするには根気よく1時間ほど並ばねばならないため、それは後日にまわすことにして取り敢えずは数ある末社の中で独立して建っている子守稲荷社だけ参拝しました。この神様は宇伽之御冤神(うかのみたまのかみ)で、農業・工業・商業の神。稲が立派に稔るように、又、商売繁盛が祈願されるとあります。

挙母神社の祭日は三つあり、祈念祭(春祭)2月17日、例祭(試楽)10月第3土曜日・(本楽)第3日曜日、新嘗祭(秋祭)11月23日ですが、御神殿の南にある神輿殿には例祭において美しい神輿が置かれ、隣にある拝殿に於いて厳粛な神楽、祈祷が行われ、巫女舞も舞われるのはすでに周知の方も多いと思います。

「ミニカステラ」「から揚げ」「たこ焼き」等の露店が並ぶ脇を抜けて出入りする車を避けながら南口から静かにお別れしました。

 

 

ニュースの目

篠田 進

障害者差別解消法今春に施行

行政機関や民間事業者による障害者への差別を禁止する「障害者差別解消法」。今春に施行されるが、個人同士の関係は対象外である点が課題となっている。歩道上で衝突するなどのトラブルは新たな法律もカバーできない。一人一人が障害者の立場をどこまで意識できるかが、そうしたすき間を埋める鍵になりそうだ。   (室木泰彦)

課題は個人間の問題解決

視覚障害者が暮らしやすいように点字出版などに取り組む名古屋盲人情報センター(名古屋市港区)職員の森幸久さん(40)=同市在住=はほぼ全盲。白杖を左右に振りながら通勤するが、歩道上の点字ブロックと白杖の感触が頼りだ

白杖歩道で衝突

昨年10月、歩道上で目の前の人が突然転んだ。周囲の人の説明では、転んだのは足が不自由な高齢男性。森さんを追い越す際、白杖に足が引っ掛かったようだ。男性は自力で立ち去ったようで、周囲の人も「大丈夫」と言ってくれたが、後味が悪かった。

昨年8月には、歩道の点字ブロック上を歩いた際、高齢女性と衝突。女性はブロック上に静かに立っていたため、気配を感じ取れなかった。女性は尻もちをつき、「痛い」と不快感を示した。近くの人が「大丈夫ですか」と駆けつけ、女性は救急車で運ばれた。警察も駆けつけたが事件にならなかった。女性の家族も事情を把握し、「お互いに気を付けましょう」と別れた。

森さんの知人の全盲の30代男性は昨夏ごろ、駅の改札を通過後、白杖が男性と接触し先が折れた。相手の男性は「何かあったら連絡を」と連絡先を渡してくれた。しかし、修理代を請求しようと電話すると、「実はあの時転んで足が痛い」と言い始めた。相手の話を信じるしかない歯がゆさを感じつつ、請求をやめた。

特殊「体の一部」

通常の杖より長く、文字通り白く塗られた白杖は限られた場所でしか買えない。杖先の微妙な感触が伝わりやすい構造で軽量な上、左右に振るため杖先を滑りやすくしてある。丈夫で滑りにくい通常の杖では代用できず、スペアがないと生活に支障が出る。

森さんは「白杖は体の一部。私たちの特徴をもう少し認識してもらえると防げたトラブルは多い」と訴える。特に最近、歩きながらスマートフォンを操作する人が増えていると実感し、心配を募らせる。

「点字ブロックや白杖の役割はかなり知られている。あとは日常生活でどれぐらい意識してもらえるか。少数派の私たちなりに障害者の特徴を情報発信することも大事」と森さん。障害者差別解消法施行が迫り、この訴えの重みは増している。

障害者差別解消法

障害による差別をなくすため制定され、2016年4月施行。国や地方自治体、民間事業者が、正当な理由なく障害を理由にサービス提供や入店を拒否し、制限することを禁止する。行政機関ごとに差別の具体内容などを示す「対応要領」「対応指針」を作成する。障害者から配慮を求める意思表明があれば、負担になりすぎない範囲で筆談や読み上げなどを行う(合理的配慮)ことが必要。合理的配慮は行政機関は法的義務、民間事業者は努力義務。障害者と健常者、障害者同士など個人間の関係は対象外となる。

(2016年1月12日 中日新聞 朝刊)

 

活動報告(平成27年11月・12月)

11月

4日(水)        日盲連会議(同行援護)

5日(木)        サービス調整会議(介護保険)

6日(金)        相談支援連絡会(相談支援)

9日(月)        相談支援初任者研修(相談支援)

10日(火)        相談支援初任者研修(相談支援)

11日(水)        相談支援初任者研修(相談支援)

12日(木)        相談支援初任者研修(相談支援)

20日(金)        初任者研修フォローアップ研修(相談支援)

24日(火)        根川小学校 実践教室

25日(水)        古瀬間小学校 実践教室

サービス調整会議(介護保険)

27日(金)        土橋小学校 実践教室

28日(土)        ヘルパー研修会・定例会

30日(月)        相談支援研修会(相談支援)

 

12月

2日(水)        相談支援連絡会(相談支援)

3日(木)        加納小学校 実践教室

4日(金)        山之手小学校 実践教室

7日(月)        アルコール関係問題ワーク(相談支援)

9日(水)        若園小学校 実践教室

11日(金)        豊田大谷高校 実践教室

12日(土)        豊田大谷高校 実践教室

13日(日)        理事会

16日(水)        相談支援研修会(相談支援)

18日(金)        相談支援研修会(相談支援)

21日(月)        サービス等提供事業所向け研修会(相談支援)

24日(木)        相談支援会議(相談支援)

25日(金)        サービス調整会議(介護保険)

 

編集後記

 

今年も暖冬の影響で、日中は暖かいのに夜から朝に掛けて急に寒くなることが多くなりそうです。

部屋を暖かくして、水分補給をこまめに行い体調に気をつけてお過ごしください。

本年も、よろしくお願いいたします。

 

特定非営利活動法人

視覚障害者センターつえの里

〒471-0068

豊田市横山町4-3-2

電話0565-31-3381

ファクス0565-31-3473

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