つえの里だより 第75号

2017-01-30

第75号
平成29年1月

巻頭言
理事長 篠澤國雄

新年明けましておめでとうございます
会員をはじめ、つえの里を利用してくださる皆様、新しい年、2017年となりました。お変わりないことと思っております。私をはじめ、家族ともども幸せに新しい年を迎えることが出来たことを心より感謝しております。つえの里は例年通り1月4日に皆揃って事務所を開所しました。職員一同皆様の日々の活動の支えを今年も変わりなくさせていただく所存です。どうぞご支援宜しくお願いいたします。

私の元旦は例年通り、寺墓そして地域を守ってくださる氏神様を詣でて年始となります。そして兄弟やその家族の集いを計画し、今年も皆がニコニコと元気に来てくれました。年齢も高くなるので参加者が減っていくのはやむを得ないとしても集まってきた兄弟たちは「兄貴が呼んでくれるから皆の顔が見れて嬉しい、又来年も頼むよ」などと言って3時間ほどしゃべり、笑いながらそれぞれの家に戻っていきました。

4日の日につえの里だよりの取材で、大津、篠田、その孫の4人で尾張地方の中心の神社へ行きました。11時54分に一宮駅に着き、腹減らしの参拝などないなと思い、駅隣の寿司屋で寿司を食べたが、かなり混んでいて待ち時間が35分も掛かり、ちょっと疲れるなと思っていたら漸く運ばれてきました。食したら美味しかった。そんな訳で真清田(ますみだ)神社に着いたのは1時少し前で、山門を潜ってから40分くらい掛かって4、50メートルかと察するけど神社参拝を終えて駅に着いたのは2時5分くらいだったかな。豊橋行き急行14時21分に乗り、知立駅で15時20分に乗り換え、猿投着が54分でした。詳しくは大津さんの写真や記事でどうぞ。

今日(5日)は市役所障がい福祉課、介護保険課の部長さまに挨拶し、社協に寄り、挙母神社に参拝しようとしたが、駐車場が満車ということなので猿投神社に高木・戸嶋と参拝、流石に規模の違いと格の違いがあってか、人の多さもあったけれど真清田神社・挙母神社とは違ったものを再認識しました。出店もそれなりにあって子供にせがまれている家族もいたように感じました。参拝もスムーズで駐車場に止まっている車の出入りは多くなんとなく気持ち良く送ってもらいました。

最後に2日、3日のラジオは関東大学箱根駅伝の画面を見ての放送、僕はテレビの方が音の動きが感じられたから好き、家内はラジオを抱え、「今・・・」などの話をしてくれました。16年中の日誌のまとめや今年の抱負を音楽を聴きながらやりました。でも青山学園大学のアンカーが豊川高校の出身者でトップでゴールを決めたことは気持ち良く聴きました。では3月に又書きます。

事務所から

つえの里 管理者 戸嶋 静子

新年明けましておめでとうございます。つかの間の正月休みも終わり、新しい年度の始まりで活動をしているつえの里です。
本年も、皆様にとって、より良い年になりますようにお祈り申し上げます。
皆様を取り巻く支援事業、介護保険が色々変わっていく年でもあります。
つえの里も法令にのっとり皆様と共に考え、生活の質の向上に努めて参りますので宜しくお願い致します。

ちいさなたび
大津 廣子

1月4日、世間は仕事始めの日、でもまだしっかりお正月気分が残っている我々は年の初めのお参りに、偶然、電車の中吊り広告で見つけた一宮の真清田神社を選びました。
この日は朝から気持ち良く晴れていて10時30分に豊田市駅から発車する電車は2両編成で普通に混んでいました。高校生やサラリーマンも少し見かけるほどに。
途中、ちょっと寄り道したので11時54分に名鉄一宮駅に到着、もうお昼前なので参拝する前に腹ごしらえを、ということになり、駅ビルの1階にあるレストラン街(といっても餃子の王将やミスタードーナッツ、モスバーガー、サーティワンアイスクリームなどです)で嘉門があったので躊躇なく其処に決め、入ったところ椅子席は満杯で仕方なく靴を脱いで座敷へと上がりました。ここは夫婦連れ、老婦人連れのほか、仕事始めのあとで来たらしいサラリーマンのグループとか地元の仲間らしいグループの宴会で賑わっており、忙しいらしく暫くオアズケ状態でした。お腹が空いていたことも手伝って美味しく戴いたあと、目的の真清田神社への参拝です。駅員さんに尋ねていたので迷わずロータリーの方へと進み信号を渡って直進したのですが、そのあと一つ早く左折し過ぎたために神社の正面ではなく、横から入ってしまいました。でも無事に着いたので良いことにしました。

4日だったけどまだまだ参拝者の数は多く最後尾に並びましたが直ぐに後も長い行列が出来ました。横も10人ほど並んでいるのに身長が低いせいか中々先頭が見えてきません。「火の輪くぐりが300円」というアナウンスだけが何度も聞こえてきます。
40分くらい待ったあと漸く順番がきましたがお参りする時間はほんのわずか、直ぐに後ろと交代です。

この真清田神社のご祭神は「天火明命(あめのほあかりのみこと)」で皇祖「天照皇大御神」の御孫神に当たります。
神代、大和の国葛城山麓「高尾張邑(たかおわりむら)」をご出発され、神武天皇33年3月3日、尾張の国の当地に御鎮まりになられました。
4月3日は例祭日で「桃花祭(とうかさい)」といい、往古桃の木々が群生していた地といわれていました。さらに当社北西の近郊には木曽川の支流が流れていたことから、里人は桃の小枝を取り、自分の罪穢れを桃枝で祓い清め川に流し、除災招福を祈ったことをはじまりとしています。暦が太陽暦に改まったあとも明治43年まで旧暦3月3日に桃花祭を執り行っていました。今日、桃花祭に奉仕する宮司以下神職や神幸行列の全奉仕者は、桃の小枝を冠など被り物につけることを例としています。
なお、一宮市の地名は真清田神社が一之宮として永く現在に至るまで讃えられてきたことにより名づけられたようです。

さてお参りを済ませて左手に抜け、沢山並んでいる露店を横目にみて桜門を通り、ちゃんと鳥居を潜って神社を後にしました。

ニュースの目

篠田 進

災害情報の名称変更 「高齢者避難」を明記
内閣府は26日、集中豪雨などの災害時に、高齢者や障害者らの早期避難を促すため市区町村が出す「避難準備情報」の名称を、「避難準備・高齢者等避難開始」に変更した。8月の台風10号被害の際、岩手県岩泉町が情報を出したが意味が伝わらず、高齢者施設で多くの犠牲者が出たことを受け「わかりやすい名称にすべきだ」との指摘が出ていた。
 避難情報の在り方を検討していた有識者会議が同日、名称変更を求めた報告書を松本純防災担当相に提出、内閣府は自治体に変更を通知した。
 報告書は、避難準備情報について「高齢者らが避難を開始すべき状況という趣旨が分かりにくかった」と指摘。新名称では意味を明記して分かりやすくするとともに、ある程度浸透した「避難準備」の言葉を残した。高齢者だけでなく障害者らも対象となることから「高齢者等」とし、携帯電話の緊急速報メールの題名にも使えるよう全体を15字以内に収めた。
 また、市区町村が出す「避難指示」は、緊急性がより伝わるよう「避難指示(緊急)との表記に改めた。
 報告書は、高齢者施設の運営者らに対し、平時から自治体や消防団、近隣住民と連携して避難計画の作成や訓練を実施することをを求めた。
 内閣府は自治体向けの避難情報ガイドラインを来年1月にも改定、報告書の内容を反映させる。

    避難情報の新旧名称と内容
変更前 ➡ 変更後 呼びかける行動の例
避難指示 避難指示
(緊急) 緊急に避難してください
避難勧告 避難勧告 速やかに避難を開始してください
避難準備情報 避難準備・
高齢者等
避難開始 お年寄りや体の不自由な人、小さな子供連れなど避難に時間のかかる人と、その手助けをする方は避難を開始してください。それ以外の人は気象情報に注意し、危険だと思ったら早目に避難してください
(2016年12月27日 中日新聞 朝刊)

活動報告(平成28年11月・12月)

11月

2日(水) 相談支援連絡会担当者会議(相談支援)
4日(金) サービス調整会議(介護保険)
特別支援学級コーディネーター会議
(相談支援)
7日(月) ケアマネ研修事前打ち合わせ(相談支援)
9日(水) 指導監査(介護保険)
相談支援部会(相談支援)
11日(金) 包括居宅合同ケアマネ研修
16日(水) 事務局会議(相談支援)
17日(木) 童子山小学校 実践居室
21日(月) サービス検討会議(相談支援)
22日(火) 青木小学校 実践教室
24日(木) 駒場小学校 実践居室
相談支援部会(相談支援)
25日(金) サービス調整会議(介護保険)
28日(月) ヘルパー定例会
相談支援部会(相談支援)
29日(火) 土橋小学校 実践教室
30日(水) 加納小学校 実践教室

12月

5日(月) 相談支援従事者研修フォローアップ
(相談支援)
6日(火) 寺部小学校 実践教室
サービス調整会議(介護保険)
7日(水) 相談支援連絡会(相談支援)
相談支援担当者会議(相談支援)
11日(日) 理事会
13日(火) 大谷高校 実践教室
14日(水) 中部ブロック会議(相談支援)
相談支援部会(相談支援)
事務局会議(相談支援)
20日(火) サービス検討会議(相談支援)
相談支援部会(相談支援)
21日(水) 第三回合同会議(相談支援)
中部ブロック会議(相談支援)
26日(月) ヘルパー定例会
27日(火) サービス調整会議(介護保険)

編集後記
今年は、早速大雪に降られ大変な思いをした人も多いのではないでしょうか。
なにかと乾燥しやすい季節ですので、夏以上に水分補給をしっかり行い体調に気を付けてお過ごしください。
本年もよろしくお願いいたします。

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